2015年5月26日火曜日

2015年5月15日 国立演芸場 5月中席 

真打披露興行もいよいよ終盤戦。

もともと行く予定ではなかったのですがこの日は唯一真打10人が勢ぞろいするというのが魅力で
ギリギリまで悩み、仕事の折り合いがついたので2日前に予約!

いつもより1時間以上早く仕事を切り上げて永田町へ。
 

通常の真打披露興行ではお師匠さんからの口上ですが、そこは真打が10人ということで
各々の左隣の真打を口上していくというスタイル。五明樓玉の輔師匠の仕切りで始まりました。
馬玉師匠はイジられて照れてしまったのか、馬治さんの口上をしながら扇子をあおぎ出して
さらに皆さんから突っ込まれていました(笑
一番最後(上手側)の三遊亭司さんは下手側の彩大さんの口上をするはずが、まさかの
五明樓玉の輔師匠の口上を始めて、司さんのセンスを見せつけられました!あー楽しかった。
まさに十人十色でそれぞれの個性が際立つ口上で大いに笑わせていただきました。


この日印象に残ったのは小傳次師匠の「母恋くらげ」と司師匠の「妾馬」。

「母恋くらげ」はとにかく登場人物がかわいらしく、なんとも鮮やかな描写で終始笑顔になるお話。
声色も表情豊かですごいな~と思っていたら、声優の勉強をされたことがあるとかで、納得。
ぜひ小傳次師匠のほかのお噺も聴いてみたいと思いました!

司師匠は爽快感のある素晴らしい発声で、ぐいぐいと引き込まれるお方でした。
今更気づいたんですが、わたし八五郎出世が好きみたいだな~。

我らが馬玉師匠は「ざるや」でした。
馬玉師匠の呼び声「米が上がる、米上げ~ざる」が好きなんですが聞けなくて残念。
ほかのネタが聴きたかったけど17日のトリに期待することに。

多少の無理を押してでも行ってよかったと本当に思える公演でした。真打10人が一堂に
会して、さらに落語を演るなんてめったに見られないですものね★




帰り道のラーメンはやめとくべきだったな・・・と反省。

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